笠松
2025年12月30日
ミモザノキセツ対エムティジーク「ライデンリーダー記念」(笠松競馬)
12月30日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「第29回ライデンリーダー記念」(2歳、笠松競馬場1400メートル)。
北陸地区との交流重賞に、厩舎期待の若駒12頭がフルゲートで激突。勝ち負けレベルの馬は多いが、名古屋と金沢の2歳チャンプ2頭がV争いをリードする。
本命期待はネクストスター名古屋を制した◎7 ミモザノキセツ(牡、今津博之厩舎)。前走・ゴールドウィング賞は見せ場なく7着敗退。控えて中団からの運びになって慣れない砂をかぶった競馬で、リズムに乗り切れなかったようだ。詰まった間隔での参戦だが、しっかり追い切りをこなしている。主戦・望月洵輝騎手とのコンビ復活も好材料。先行策に持ち込んで、巻き返したい。
勢い魅力は○2 エムティジーク(牡、金沢・佐藤茂厩舎)。初勝利はデビュー3戦目だったが、そこからいずれも逃げ切り完勝劇で5連勝。ネクストスター金沢を含め重賞3連勝中で、誰もが認める金沢の2歳ナンバーワンだ。こちらもレース間隔が詰まった臨戦。しかも初の輸送競馬、初コースなど不安材料は少なくないが、セールスポイントのスピードで圧倒したい。
地元笠松勢では△10 リバーストリート(牝、田口輝彦厩舎)に注目。オープンを含め北海道で2勝を飾ったセンス馬で、ネクストスター笠松でも2着に食い込んでいる。追い切り気配上々の上、ゆったりしたローテーションの臨戦過程は好感が持てる。当然軽視できない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)