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マイネルラカイユの相手探し「トラフグ特別」（名古屋競馬）

12月9日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「トラフグ特別」（A級3組、名古屋競馬場1700メートル）。

転入後、連勝街道を歩む◎9 マイネルラカイユ（牡3、竹下直人厩舎）が主役だ。3歳の特別戦、B級戦とも2連勝でクリアした好素材で、昇級戦の前走A級4組特別も圧巻のパフォーマンスを披露。絶好の手ごたえと脚色で3コーナー過ぎに先頭に立つや、最後まで追われることなく馬なりのまま悠々3馬身差V。それでいて勝ち時計も優秀。能力、センスの高さを改めてアピールした。1700メートルへの距離延長も当地3勝や中央戦歴からむしろ望むところ。まだまだ走りに奥があり、未知なる魅力に富む。相手強化の3組特別でも単なる通過点に思える。

ライバルは○3 ダグフォース（セン5、川西毅厩舎）。北海道で9勝を挙げ、A級でも馬券貢献している実績派。前走・レジェンドハンター記念は鋭く追い上げたが直線伸び切れず4着。手探りの転入戦が影響したか。環境慣れなど多くの上積み材料が見込め、自己条件の戦いにも変わる。鮮やかに変身していい。

▲2 サンセットベリー（牡5、櫻井今朝利厩舎）も見直しがきく。前走6着は強敵相手の中央条件交流戦で仕方なし。地元馬同士の戦いに変われば反撃が期待できる。

△7 ソーラレイ（牡4、塚田隆男厩舎）も馬券に欠かせない。復帰後使われるたびに確実に良化し、同条件3組の前走で2着と好走した地力派だ。