岩手
2025年12月16日
復調示すスターシューター「スプリント特別」(水沢競馬)
16日(火)の水沢競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、水沢競馬場850メートル)。5頭立ての少頭数でペースがカギを握りそうです。
◎5 スターシューター(牡7、櫻田浩樹厩舎)は大井13勝・A1から昨年12月に転入。過去の最短距離は1200メートルで転入初戦は水沢850メートルに対応できるか半信半疑でしたが、脅威の上がりタイム34秒0の末脚で突き抜けました。今シーズン初戦の水沢1600メートルは5着止まりでしたが、2戦目の白嶺賞を快勝。重賞ウイナーの仲間入りしました。以降は勝ち星がなく、順調さも欠いて4カ月休養しましたが、復帰後は連続4着。馬体もスッキリして本来の動きを取り戻しつつあります。先行有利の流れをはねのけて直線抜け出しを決めてくれそうです。
○3 アップテンペスト(牝6、佐藤雅彦厩舎)は今季2勝を盛岡1000メートル、水沢850メートルでマークしましたが、以降は大敗の連続。失速ぶりが目につきますが、今回は1、2着各4回の水沢850メートル戦。さらに5頭立てとなったのも好材料。絶好のチャンスを迎えました。
▲1 リッチアロマ(牝7、板垣吉則厩舎)は南関東C1から岩手C2級へ編入。1200メートル以下で活躍を続け、8勝、2着2回、3着4回。ついにオープン入りを果たしました。自分の競馬ができれば適性を前面に首位争いに参加。
△2 ウイスキータイム(牝6、櫻田康二厩舎)は門別3勝、中央1勝から兵庫、大井、門別と転籍して岩手入り。初戦は9着に沈みましたが、距離が短縮されて反撃必至。
(文/松尾康司)