兵庫
2025年12月18日
イザグリーンライトが同世代に打ち勝つ「丹波市ちーたん特別」(園田競馬)
18日(木)の園田競馬メイン第11レースに「丹波市ちーたん特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎11 イザグリーンライト(牡3、西川進也厩舎)は2歳時から重賞戦線に出走し着実に力を付けて、兵庫優駿以降は7戦3勝と好調が続く。好位でじっくりと脚をためて鋭く突き抜ける競馬が板に付いてきた。今回は3歳の有力馬との対戦になるが、安定感では一歩リードしている。中心はこの馬になる。
○12 ベラジオゼロ(牡3、吉見真幸厩舎)は門別からの転入初戦を迎える。2歳時に栄冠賞を制した実績があり、その後は長期離脱を挟んだものの、今年の夏に復活してからは北海道スプリントカップJpnIII・5着、秋の鞍で3着など結果を残している。馬体はまだ太め残りだが、大外枠からスッと逃げられれば好勝負になる。
▲4 タンバブショウ(牡3、坂本和也厩舎)も兵庫優駿後は7戦2勝と好調。重賞では結果が出なかったが、条件戦では安定している。折り合い面は依然として課題を残すが、今回はベラジオゼロなど先行馬が数頭いて、前走のようなスローペースになる可能性は低く、折り合いがつくだろう。内から突き抜けを狙う。
☆5 ドンデンガエシ(牡5、保利良平厩舎)は5カ月ぶりの出走。転入初戦のJRA1勝クラス交流では出遅れながらも、最後方から鋭く追い込んで3着に好走している。今回は上位評価した3頭との力の比較が難しいが、大きく出遅れない限りは上位に絡んでくるだろう。
△8 キーワード(セン6、新子雅司厩舎)は内で脚をためて抜け出すパターンが理想。今回は少しメンバーが強力な印象だが、調子の良さを生かしたい。
△10 マミエミモモタロー(牡4、諏訪貴正厩舎)は夏場に調子を落としていたが、ここに来て復調ムードが漂う。前走は差す競馬でもしっかり脚を使えており、同じような競馬ができれば上位に食い込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)