名古屋
2025年12月19日
スキピオに当地初勝利のチャンス到来「尾張国特別」(名古屋競馬)
12月19日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「尾張国特別」(A級4組、名古屋競馬場1400メートル)。
ひと叩き効果と距離短縮で◎11 スキピオ(牡7、今津博之厩舎)に勝機到来だ。前走はA級4組特別で0秒4差4着。ただ約3カ月半ぶりの実戦に、プレッシャーを受けながら主導権を握った流れを考えれば合格点がつけられる内容だ。上積みが見込める2走目は、持ち前の先行力が生かせ、戦歴十分の1400メートル。名古屋初勝利のチャンスと言える。
○8 ラブリーサイン(牝4、川西毅厩舎)は前走、別のA級4組特別で2着を確保した。転入後、走るたびに確実に良化ムードを示して粘りがアップ。前走の勝ち馬マイネルラカイユは、続く前開催のA級3組特別(9日)を転入後無傷の6連勝で飾った素質馬で2着も仕方なし。こちらも当地初Vへ、王手だ。
▲2 カミルレ(牝8、植松則幸厩舎)も有力なV候補。前走のB級1組特別を直線鋭く突き抜け、3戦目で復帰後初勝利を飾った。休養前にはA級勝利がある実力派で、再昇級戦でも引け目はない。
△12 ユウトザアシゲ(牡4、倉地学厩舎)は今秋復帰後3着が最高。太め解消が好勝負への鍵になる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)