名古屋
2025年12月22日
アルファヒディ連勝濃厚「年取り鰤特別」(名古屋競馬)
12月22日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「年取り鰤特別」(A級3組、名古屋競馬場1700メートル)。
◎6 アルファヒディ(セン6、坂口義幸厩舎)の転入2連勝が濃厚だ。手探り面のあった移籍初戦の前走で圧巻のパフォーマンスを披露。好位の内で巧みに折り合い、馬場の重たいインを絶好の手ごたえで上昇すると、3コーナー手前で早々と先頭に。馬なりの脚いろのまま、直線手前で軽く気合を入れただけで余裕のゴール。3馬身差完勝劇で、中央のダート2勝クラスで2戦連続2着入着した底力をまざまざと見せつけた。コースや環境慣れなど多くの上積み材料が見込める2戦目は再度、実績十分の中距離。これと言った強敵は不在。前走の圧巻勝利から期待は当然。
ポイントは次位争い。道中かかるロスがあった○3 ソーラレイ(牡4、塚田隆男厩舎)は見直しがきく。スタート後にかかって折り合いを欠き、それでも積極戦で一度先頭に立ったが、直線の失速は必然だった。スムーズに流れに乗って運べば持ち前のしぶとさが生きてくる。
堅実駆け▲7 ノリノリブリランテ(牡3、原口次夫厩舎)は転入後未勝利だが、3歳重賞で2度銀メダルを獲得した好素材で、格付け後も当地A級5戦で3度2着の入着実績。馬券に必須の1頭だ。
差し一手の△5 リョウライライ(牡5、竹下直人厩舎)だが、前走の5着はレベルが高い中央条件交流戦で評価できる。連争いなら。
(文/中部地方競馬記者クラブ)