兵庫
2025年12月23日
ベラジオガルフの勢い断然「太子ひまわり特別」(園田競馬)
23日(火)の園田競馬メイン第11レースに「太子ひまわり特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎5 ベラジオガルフ(牡3、坂本和也厩舎)は転入初戦こそ出遅れて2着に敗れたが、その後は3連勝中。3走前はヤングジョッキーズシリーズで塩津璃菜騎手が騎乗して内から抜け出し、その後は大山龍太郎騎手が騎乗して逃げ差し自在に動いて勝利している。前走の勝ち時計1分30秒9は今回のメンバーでは上位、前で競馬をすることができればB2昇級戦でも勝ち負けになる。
○2 キミノハート(牝3、吉見真幸厩舎)は9月の西日本3歳優駿以来のレースとなる。春は重賞戦線で戦うために中長距離を使われてきたが、本質的にはスピードを生かせる競馬が合っており、1400メートルの方が力を発揮できる。順調に使われてきた馬との比較で対抗評価にしたが、先行して粘り込む競馬ができれば逆転を狙える。
▲11 サトノルクソン(牡5、田中範雄厩舎)は切れる脚こそないが、中団からうまく脚をためて運ぶことができればゴール前はしっかり伸びてくる。3歳馬との力の比較は難しいが、一角崩しを期待したい。
☆8 キングスピカ(牡3、保利良平厩舎)は前走で初めて1230メートルを試されたが、瞬発力勝負では相手に分があり、3着止まりだった。今回は走り慣れた1400メートルに戻して切れ味を引き出したい。
△1 テイケイウル(牝3、山口浩幸厩舎)はポイント加算によりB2昇級となったが、走破時計はここに入っても見劣りせず、通用する力はある。後方でうまく脚をためて、直線勝負に懸ける。
△3 メイショウコホク(セン8、松平幸秀厩舎)は一時の不振を脱してきた様子。今回はテン乗りとなったが、折り合いがつけば上位に食い込める力はある。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)