金沢
2026年06月28日
利家盃Vシンリミテスが巻き返す「金沢サマーカップ」(金沢競馬)
日、火曜日に開催される6月最終週の金沢競馬。28日(日)のメインカードは第10レースで争われる「第1回金沢サマーカップ」(金沢競馬場1700メートル)です。今年から新設された重賞で、1700メートルの古馬重賞は4月のJBCイヤー記念以来2回目になります。回避馬が相次いで6頭立ての少頭数になりましたが、初代王者の座を巡って白熱した争いになりそうです。
◎6 シンリミテス(牡7、加藤和義厩舎)は今季中央2勝クラスから移籍してきて、3連勝で利家盃(2000メートル)を快勝した快速馬です。前走の百万石賞(2100メートル)でも上位人気に推されましたが、スタートから先手を奪いペースを握りながらも4着。しかし勝ったナミダノキスに向正面で早めにかわされる苦しい展開ながらも、直線踏ん張ってゴール寸前まで2着争いをした姿には底力の高さを感じました。その後はここ目標に調整を積んでおり、中間には2本の追い切り時計をマークして引き続き好調をアピールしています。1700メートルは中央1勝クラスで2着に連対した実績があることから問題はなく、少頭数とメンバーにも恵まれたここは巻き返します。
○4 アオイミモザ(セン5、加藤和義厩舎)も中央2勝クラスからの移籍馬で、転入初戦のA2a組(1700メートル)で後続を6馬身引き離す圧逃劇を演じたことから、前走の百万石賞でも穴人気になりました。しかしスタートで出遅れてしまい6着。その後はレース間隔を空けて立て直しが図られ、直線で強めに追われて前走並みの追い切り時計で動いています。転入初戦で圧勝した1700メートルに距離が戻るのは良さそうで、逃げるシンリミテスを見ながら2番手でレースが運べれば、巻き返しがありそうです。
▲5 マンガン(牡9、中川雅之厩舎)は冬場の笠松移籍でリズムを崩してしまい、金沢に戻ってきても掲示板までのレースが続いていましたが、前走の百万石賞では直線追い上げて3着。今回は中間に追い切り時計を2本消化して感触も上向いてきており、先行する上位2頭に離されずに追走できれば再び直線浮上してきそうです。
△3 ダイヤモンドライン(牝6、佐藤茂厩舎)は前走の百万石賞で末脚不発の9着に敗れましたが、連絡みが多い1700メートルが舞台なら見直しは必要です。シンリミテスが後続を大きく引き離す展開になるなら、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。
△2 ペガサスターボ(牡9、井樋一也厩舎)は5月に戦列復帰してB1級で連続2着と勝ち切れていませんが、昨年9月のイヌワシ賞(2000メートル)で2着に連対した実績から軽視は禁物です。1700メートルに距離が延びることで復調へのきっかけをつかみたいところです。
(文/中部地方競馬記者クラブ)