兵庫VS名古屋、野球対決の詳細レポート
2023年08月03日
兵庫VS名古屋、試合模様をリポートしていきます!
名古屋の先発ピッチャーは監督でもある柿原翔騎手、キャッチャーは細川智史騎手のバッテリーでスタート。
兵庫の攻撃、1番バッターは長尾騎手。
豪快な空振りをしつつ、三振となりました。
2番バッターは監督・渡瀬騎手。
高めに浮きまくる柿原投手、ストライクがなかなか入らず、フォアボールで最初の出塁。
3番バッターは田野騎手。三振に倒れると、
4番井上幹太騎手。
まさかのデッドボールで1塁2塁に。
しかし5番バッター松木大地騎手がサードゴロで、スリーアウトとなりました。
兵庫の先発ピッチャーは石堂響騎手、キャッチャーは渡瀬騎手というバッテリーでスタート。
名古屋の1番バッターは加藤聡一騎手。
味方であるはずの名古屋ベンチから野次られまくりつつ、立ち上がり不安定だった石堂投手のボールをよく選らんでフォアボール。
2番バッター細川騎手はレフトオーバーで3塁打。
この間に加藤聡一騎手が帰って1点を挙げました。
3番バッター西森騎手はフォアボール、
4番柿原騎手は三振、
5番今井貴大騎手も三振、
6番加藤誓二騎手も三振と、一気にコントロールが安定した石堂騎手が締めました。
2回表、0:1引き続き柿原投手。兵庫の攻撃は、6番バッター大柿騎手がいきなりヒット。
レフト前に飛んだボールがなかなか戻ってこず、ランニングホームランとなり1点。同点となります。
7番バッター山田雄大騎手は内野ゴロでアウト、
8番バッター大山龍太郎騎手はデッドボール、
9番石堂騎手はファーストゴロでセカンドに走った大山騎手がアウト、
2打席目の長尾騎手はボール球に手を出して味方から激しく野次られつつ空振り三振となりました。
2回裏、1:1引き続き石堂投手。
名古屋の攻撃は最年長(わたしの同期である)横井将人騎手から。
キャッチャーフライで渡瀬騎手にあっさり取られてアウト。
若手の浅野皓大騎手がバッターボックスに入ると、兵庫チームから「誰や?」の声が。
「浅野です!お願いします」としっかりご挨拶した浅野騎手。
内野ゴロの間に1塁へ。
続く丸山真一騎手はフォアボール。
ルーキー大畑慧悟は内野ゴロでアウトになっている間に、2塁3塁へ。
NARグランプリ優秀新人騎手賞を受賞した塚本征吾騎手はキャッチャーフライ、
そして最強の助っ人?浦和から参戦の保園騎手がレフト前ヒットで浅野騎手がホームへ。2点目となりました。
加藤聡一騎手はショートゴロでスリーアウト。
3回表、1:2
渡瀬騎手が強打もファーストでアウト、
田野騎手内野ゴロの間に1塁へ、
井上幹太騎手がレフト超えヒットで田野騎手がホーム、2点目。
松木騎手がライト前ヒットで井上騎手がホーム、3点目。
柿原投手、続けてヒットを許す展開に。
第1打席でランニングホームランを打った大柿騎手が登場。
サードを抜ける強打で再びランニングホームラン!2人が帰って5点目。
山田雄大騎手三振、
大山龍太郎騎手内野ゴロでスリーアウト。
3回裏、5:2。投手交代、エース杉浦健太騎手が登場しました。
センターには佐々木世麗騎手がつきました。
名古屋の攻撃はとにかく動きが激しい細川騎手。
しかしさすがエース、
細川騎手、友森騎手、柿原騎手と三者凡退で締めました。
4回表、5:2。名古屋のピッチャーも交代し、エース友森騎手登場。
昨年秋の初戦では、低めで打ちやすいと兵庫勢に打ち込まれた友森投手。
初回は、石堂騎手三振、
佐々木世麗騎手はレフト前にヒット!
しかし田野騎手がセカンドゴロでゲッツー、スリーアウトとなりました。
4回裏、5:2。引き続き杉浦投手。
急にストライクが入らなくなった杉浦投手、
今井騎手、加藤誓二騎手と続けてフォアボールでノーアウト1,2塁のピンチ。
このチャンスにバッターは最年長・横井騎手!
サードゴロを打つと飛び出していた今井騎手が二塁に戻ろうとして、すでに二塁を目指していた加藤誓二騎手と共にアウト。
浅野騎手はキャッチャーフライを井上幹太騎手が取ってスリーアウトとなってしまいました。
5回表、引き続き友森騎手がピッチャー。
バッターは杉浦騎手ということで、急に鋭い球を投げる友森投手。
野球経験者同士のバチバチの対決で、杉浦騎手はキャッチャーフライでアウトとなりました。
続いて打席に立ったのは鴨宮祥行騎手。
これまでは控えとしてベンチから声援を送ったり、キャッチャーの準備が整うまでピッチャーの練習に付き合ったりと、先発メンバーをサポートして来ましたが、初打席でレフト前ヒット。
ワンナウト1塁に走者が出たことで追加得点のチャンスでしたが、井上幹太騎手がサードゴロ、大柿騎手がピッチャーゴロとなってスリーアウトチェンジ。
5回裏、5:2のまま。ピッチャーは引き続きエース杉浦騎手。
丸山騎手が振り逃げアウト、大畑慧悟騎手がキャッチャーフライ、塚本征吾騎手はフォアボールで出塁したものの、保園騎手がショートゴロでスリーアウトチェンジ。
中盤は投手たちの力投が続き、膠着状態に。
6回表、引き続き友森投手。
大山龍太郎騎手が三振、石堂騎手は振り逃げキャッチャーエラーも絡んで出塁、佐々木世麗騎手は内野ゴロでゲッツーかと思いきや1塁セーフ、
しかし田野騎手がサードゴロでスリーアウトチェンジ。
6回裏、ピッチャーは杉浦騎手から田野騎手に変更。
第1戦の時にはコントロールが定まらず1回5失点ノックアウトとなった田野投手でしたが...、さすが野球経験者、この短期間にしっかり修正し、この日は好投を見せました。
加藤聡一騎手ピッチャーゴロ、細川騎手三振、
友森騎手がレフトオーバーのツーベースヒットを放ちますが、今井騎手がサード正面に打ってスリーアウトチェンジ。
7回表、最終回です。
ピッチャーはエース友森騎手から、最強の助っ人?浦和の保園騎手へ。
5:2で迎えた最終回ですから、逆転するためにも絶対に失点は許されません。
しかし。
なかなかコントロールが定まらない保園投手。
杉浦騎手がフォアボールで出塁、鴨宮騎手はファーストフライでアウト、
井上騎手が同期・木之前葵騎手の声援を受けながら内野フライ、これがエラーも絡んで2塁打となり、杉浦騎手が帰って1点追加。
続く松木大地騎手はデッドボール、大柿騎手フォアボールと満塁になったところでピッチャー交代。
保園騎手から同期の加藤聡一騎手が引き継ぎました。
大山龍太郎騎手が内野ゴロ→ホームアウト、さらに1塁にいた大山騎手がリードしたところをファースト今井騎手が見逃さずにタッチアウトでスリーアウトチェンジ。
7回裏、6:2。名古屋が5点取れば逆転という、なかなかハードルの高い最終回となりました。
ピッチャーは引き続き田野投手。
第一打者、加藤誓二騎手が三振で1アウト、
横井騎手がフォアボールと盗塁で2塁へ。
浅野騎手もフォアボール。
ここに来て田野投手のストライクが入らなくなって来ました。
丸山騎手が内野ゴロの間に、守備エラーも絡んで1点追加。6:3。
大畑慧悟騎手がセカンドフライ、これでツーアウト。
塚本征吾騎手がデッドボールで出塁、ツーアウト満塁という場面で登場したのが最強の助っ人?保園騎手。
味方からも兵庫チームからも愛あるヤジが飛び交う中、最後は見逃し三振。
この試合はすべて保園騎手が持って行ったと言ってもいいようなオチをつけてくれました。
負けた方が遠征する、という約束のため、次回は兵庫のホームに名古屋チームが遠征するそうです。
保園騎手には「必ず大阪も来いよ!」という声が掛かっていました。
勝負は6:3で兵庫チームの勝ち。
どちらもたくさん声を出して、笑って、本当に楽しそうでした。
ご家族の方やファンの方も応援に駆け付けて、普段競馬場では見られないような表情をたくさん見せてくれました。
次回は大阪、3戦目の対決も楽しみです!!!