斎藤修の重賞ピックアップ

【6/11名古屋・東海ダービー】急成長ゴールドリングに期待

 スプリングカップでアンタエウスの2着に敗れたゴールドリングだが、その後の2戦、若草賞、東海クイーンカップが、牝馬同士の対戦とはいえ、それぞれ7馬身差、6馬身差と圧巻のレースぶり。ここにきての急成長がうかがえる。その後はのじぎく賞(5月16日・園田)というプランもあったが出走せず、ここに狙いを絞ってきたようだ。目下、グランダム・ジャパン3歳シーズンでトップに立っていて、翌日の関東オークスJpnIIに出走すれば優勝できる可能性もあるが、3ポイント差で2位のトーセンガーネットが相手では分が悪いと見たかどうか。とにかくここに出走してきたからにはエムエスクイーン相手にも勝算があるのだろう。
 エムエスクイーンは、1月の梅桜賞以来の出走となった駿蹄賞を快勝してデビューから無傷の10連勝。その駿蹄賞で2馬身差2着に食い下がったサウスグラストップが戦線離脱したためライバルが1頭減った。この馬の潜在能力か、それともゴールドリングの成長度か。いずれにしても牝馬同士の争いとなりそう。
 駿蹄賞でエムエスクイーンに5馬身差をつけれられて3着だったのがアンタエウス。駿蹄賞では大差で5着だったフォアフロントは、ぎふ清流カップでアンタエウス相手に快勝した。この2頭が連下を争うことになりそう。
 中央未勝利から転入して4連勝中のマコトネネキリマル、前走3歳特別戦を圧勝したアビゲイルらは馬券圏内まであるかどうか。
 ◎3ゴールドリング
 ○1エムエスクイーン
 ▲8フォアフロント
 △10アンタエウス
 △7マコトネネキリマル
 △5アビゲイル
 
 東海ダービーの出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP