スプリングカップでアンタエウスの2着に敗れたゴールドリングだが、その後の2戦、若草賞、東海クイーンカップが、牝馬同士の対戦とはいえ、それぞれ7馬身差、6馬身差と圧巻のレースぶり。ここにきての急成長がうかがえる。その後はのじぎく賞(5月16日・園田)というプランもあったが出走せず、ここに狙いを絞ってきたようだ。目下、グランダム・ジャパン3歳シーズンでトップに立っていて、翌日の関東オークスJpnIIに出走すれば優勝できる可能性もあるが、3ポイント差で2位のトーセンガーネットが相手では分が悪いと見たかどうか。とにかくここに出走してきたからにはエムエスクイーン相手にも勝算があるのだろう。
エムエスクイーンは、1月の梅桜賞以来の出走となった駿蹄賞を快勝してデビューから無傷の10連勝。その駿蹄賞で2馬身差2着に食い下がったサウスグラストップが戦線離脱したためライバルが1頭減った。この馬の潜在能力か、それともゴールドリングの成長度か。いずれにしても牝馬同士の争いとなりそう。
駿蹄賞でエムエスクイーンに5馬身差をつけれられて3着だったのがアンタエウス。駿蹄賞では大差で5着だったフォアフロントは、ぎふ清流カップでアンタエウス相手に快勝した。この2頭が連下を争うことになりそう。
中央未勝利から転入して4連勝中のマコトネネキリマル、前走3歳特別戦を圧勝したアビゲイルらは馬券圏内まであるかどうか。
◎3ゴールドリング
○1エムエスクイーン
▲8フォアフロント
△10アンタエウス
△7マコトネネキリマル
△5アビゲイル
東海ダービーの出走表はこちら