重賞実績馬が何頭かいるものの近走はやや不振という馬が多く、しかもハンデ戦ということでは難解なメンバー。
マコトタリスマンは重賞では4着が最高という成績だが、摂津盃ではゴール前4頭横一線で惜しくも4着。前走園田金盃はハイペースを好位で追いかけて失速してしまった。この馬自身はその園田金盃と同じ56キロだが、今回は実績馬が57キロや58キロを背負っての斤量差でチャンスを見いだせる。
オオオヤブンは、6連勝のあと重賞初挑戦となった園田金盃が、4コーナー9番手の大外というほとんど絶望的な位置から勝ち馬とコンマ2秒差のところまで追い込んだ。ハンデ55キロならあらためての期待だ。
エイシンニシパの園田金盃は、マイタイザンのハイペースを2番手追走し、それでも最後はよく2着に粘った。昨年は57キロでこのレースを勝っているが、今年はトップハンデ58キロでどうだろう。
昨年6月の六甲盃で2着に入ったタガノヴェリテは、その後はやや不振。ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルで2位となった松木大地騎手がどんなレースを見せるか。
昨年秋の復帰以降結果が出ていないマイタイザンだが、今回も大外枠に加えて57キロでは、よほど楽に逃げさせてもらえないと厳しい。
◎11マコトタリスマン
○4オオオヤブン
▲6エイシンニシパ
△8タガノヴェリテ
△12マイタイザン
新春賞の出走表はこちら