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【3/8佐賀・飛燕賞】地元に敵なしミスカゴシマ

 ミスカゴシマは、地元佐賀では敵なしの7戦全勝。小倉芝のフェニックス賞も勝ち馬からコンマ9秒差なら評価できる内容だし、初の長距離輸送となった金沢シンデレラカップでは北海道勢相手に2着に食い込み、門別で重賞勝ちのあったミステリーベルンに1馬身差の2着。前走花吹雪賞も他馬の脚色をうかがいながら余裕の圧勝だった。再度の距離短縮でも自在にレースは運べるし、枠順も包まれる心配のない絶好の6番枠だ。
 未知の魅力は、転入初戦で2着のあと3連勝中のワンビリーブ。とにかく勝負どころで気合を入れたあと、トップギアに入っての伸び脚が抜群。前走3歳-1組戦でも中団追走から3コーナー手前で気合を入れると、前の馬たちを抜き去るのはあっという間だった。ミスカゴシマを脅かす存在になるかもしれない。
 2歳8月以来勝ち星から遠ざかっているトーセンザゲームだが、前走古馬B-5組では直線外を伸びて3着と見せ場はあった。ここに来ての成長がうかがえる。
 キタカラキタムスメは、地方同士とはいえ全国レベルの重賞を戦ってきて、佐賀でも上位クラスで2着、1着と好走。この相手でも上位争いの力はありそう。
 ◎6ミスカゴシマ
 ○3ワンビリーブ
 ▲9トーセンザゲーム
 △5キタカラキタムスメ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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