出走12頭立のうち9頭が前哨戦の赤松杯組で、上位5着までが再戦というメンバー。
その赤松杯を9馬身差で圧勝したのがランガディア。中央のオープンでは着外が続いての転入初戦だったため6番人気と軽視されたが、3コーナー手前から位置取りを上げていくときの勢いが際立っていて、直線では楽に突き放した。ダートに実績がなかったことも軽視された要因だろうが、まったくモノが違った。
一方で赤松杯でまったく能力を発揮できなかったのがエンパイアペガサス。スタートで躓いて大きく出遅れ、2コーナーあたりまでは最後方。すでに馬群は縦長となっていて、向正面半ばあたりから仕掛けていっても5着がやっとだった。今回は巻き返しのかかる一戦。ただマイルは必ずしもベストの距離ではないだけに、あまり強気にはなれない。
昨年末、3歳で桐花賞を制したのがヤマショウブラック。赤松杯ではやや離れた4番手を追走し、ランガディアの仕掛けに連れて進出したが、逃げ粘っていたスティンライクビーをとらえることできずクビ差3着。ただ上位争いの能力はある。
桐花賞3着、赤松杯4着だったアドマイヤメテオ、トウケイニセイ記念を制したセンティグレードらも上位争いの候補。
◎6ランガディア
○2エンパイアペガサス
▲3ヤマショウブラック
△8アドマイヤメテオ
△9センティグレード
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