斎藤修の重賞ピックアップ

【5/3ばんえい十勝オッズパーク杯】一線級相手でもミノルシャープ

 昨シーズン、重賞タイトルには手が届かなかったものの、旭川記念、北見記念でともに2着と、一線級相手に互角の勝負をするまでに成長したミノルシャープに期待する。今季初戦のスプリングカップでも障害先頭から、ゴール寸前でコウシュハウンカイにとらえられたものの差のない2着。この重量ならチャンスは十分。
 ばんえい記念5度目の挑戦も頂点に立つことができなかったコウシュハウンカイだが、シーズン替りのこの時期は負担重量がまだ軽いこともあって例年崩れることがない。前走スプリングカップも障害2番手からゴール前でミノルシャープを差し切る盤石の競馬。手堅く狙うならこちらが中心。
 センゴクエースは、昨年のスプリングカップでは障害を越えることができず、ばんえい記念の反動から立て直すのに時間がかかった。しかしばんえい記念も2度めとなって迎えた今シーズン初戦のスプリングカップは着順こそ5着だったが昨年ほどの反動はないようだ。万全とはいえないまでも力を発揮できる状態にありそう。
 オレノココロは、前走スプリングカップもそうだったが、この重量になると第2障害を越えてから他の馬も止まらないぶん、障害のタイミング次第ということになる。
 ばんえい記念初挑戦だったホクショウマサル、アアモンドグンシンは、スプリングカップで障害を苦戦していたところを見ると、立て直すのには時間がかかると見てここは無印。
 ◎7ミノルシャープ
 ○5コウシュハウンカイ
 ▲1センゴクエース 
 △9オレノココロ
 
 ばんえい十勝オッズパーク杯の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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