年明け4連勝で地元佐賀では9戦全勝としたミスカゴシマにはたしかに死角といえるようなところはないが、果たして。と思ってメンバーを見渡したところ、エアーポケットのここ3連勝でのレースぶりがすばらしい。年明け初戦の佐賀若駒賞ではミスカゴシマの3着に敗れ、その後の2戦も同世代同士に完敗だったが、その後はまるで馬が変わったかのよう。前走古馬B-1組の準重賞も楽勝で、1800メートルの勝ちタイム1分56秒3は、ミスカゴシマのル・プランタン賞の勝ちタイムをコンマ5秒上回っている。エアーポケットのタイムは不良馬場でのものだったが、他のレースの勝ちタイムを比べても馬場差はそれほどなかったと思われる。今回、馬場的に不利な内枠に入ったが、先行するタイプでもなく、下げて外に持ち出せればそれほどロスにはならないだろう。逆転可能と見る。
相手はもちろんミスカゴシマで、以下は連下争い。イケノアスリートはここ2戦の結果がいまひとつだが、ともに古馬相手。その2戦に目をつぶれば能力的に差はない。人気を落とすなら馬券的には妙味がある。
花吹雪賞、ル・プランタン賞でミスカゴシマの2着だったトップレベル、飛燕賞の4コーナーでミスカゴシマ相手に見せ場をつくったキタカラキタムスメにも期待できそう。
◎2エアーポケット
○7ミスカゴシマ
▲5イケノアスリート
△4トップレベル
△8キタカラキタムスメ
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