斎藤修の重賞ピックアップ

【8/9盛岡・ひまわり賞】転入初戦でも実績上位ボルドープリュネ

 ボルドープリュネは笠松からの転入初戦となるが、前走に引き続いて鞍上は笠松の渡邊竜也騎手。2歳年末のライデンリーダー記念がニュータウンガールの3着で、その後3歳になってからは遠征馬が上位を独占した若草賞以外は3着以内を外さずにここまで来た。そして前走クイーンカップでは3コーナー過ぎで先頭に立つと、直線では後続を振り切っての完勝。充実をうかがわせるレース内容だった。牝馬同士のこのメンバーなら能力は高そう。
 相手にも同じ生産・馬主のボルドーリブロン。こちらは門別から浦和で2勝を挙げて転入し、3戦目のORO開幕特別では牡馬相手に4着と好走。続く3歳A級戦を勝った。前走フェアリーカップは8着だったが、古馬の壁は厚かった。牝馬同士なら能力は上位。あとはここまで挙げている4勝が1400?1600メートルなだけに1800メートルの距離がどうか。
 2歳時に勝利を挙げられなかったマルケイマーヴェルだが、今シーズン初戦で初勝利を挙げると留守杯日高賞では地元最先着の5着。その後は3戦連続連対。2走前、ボルドーリブロンに2馬身半差で2着に敗れているが、能力的に差はない。
 大井から転入初戦のあやめ賞を勝ったアンズビジン、6月以降2勝と調子を上げているエイシンナーサリー、今シーズン勝ちきれないレースが続いていたがようやく素質発揮のエリザベスキュートらも上位を狙えそう。
 ◎7ボルドープリュネ
 ○6ボルドーリブロン
 ▲4マルケイマーヴェル
 △1アンズビジン
 △2エイシンナーサリー
 △12エリザベスキュート
 
 ひまわり賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP