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斎藤修の重賞ピックアップ

【10/1園田・姫山菊花賞】実力断然センチュリオン

 今年も南関東リーディングを独走し、賞金リーディングも全国でダントツの浦和・小久保智厩舎から2頭が遠征してきた。センチュリオンは小久保厩舎に移籍後は重賞勝ちこそないものの、南関東で重賞2着3回に、昨年のJBCクラシックJpnIでも3着に健闘した。前走マイルグランプリでもそれほど差のない3着に入っており、実力的にここは負けられない一戦。初騎乗となるデビュー5年目の保園翔也騎手にも重賞初制覇のチャンスだ。
 エイシンニシパは、今年制したタイトルは新春賞のみだが、重賞でもまず崩れることがない。姫山菊花賞は2017年に制して、2018年が2着(昨年は不出走)。迎え撃つ地元期待の筆頭はこの馬。
 崩れることがないといえばジンギ。3歳だった昨年10月以降、10戦オール連対。前走摂津盃で古馬重賞初勝利となった。今回もそのときと同じ園田1700メートルが舞台。相手は強いが試金石となる一戦。
 昨年2月の梅見月杯まで快進撃を続けていたマイタイザンだが、その後は今年3月にA1特別で1勝を挙げたのみ。今回は5カ月の休み明けとなるが、単騎逃げが叶いそうなメンバーだけに、マイペースで逃げてどこまで粘れるか。
 中央3勝クラスから今年転入して名港盃を制したタガノジーニアス、オグリキャップ記念を制したマイフォルテらも能力発揮なら上位争いも。
 ◎6センチュリオン
 ○1エイシンニシパ
 ▲7ジンギ
 △4マイタイザン
 △10タガノジーニアス
 △8マイフォルテ
 
 姫山菊花賞の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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