新設の重賞だが、重賞勝ち馬は今年正月の名古屋記念を制したアドマイヤムテキと、金沢900メートルの日本海スプリントを制したフェリシアルチアだけというやや低調なメンバー。
ならばここ2走の成績が一息だったアドマイヤムテキにチャンスが巡ってきたといえそう。名古屋移籍後は1600メートルでも勝利を挙げているが、能力を発揮するのはやはり1400メートル。強敵不在のここでタイトルを重ねたいところ。
昨年来、重賞では5着が最高というメモリートニックだが、それでも1400メートルの東海クラウンを勝っていた。2年前には1400メートルの重賞で3着が3回。相手が軽くなったここなら勝ち負けまで狙えそう。
ミラクルシップは、休養から復帰しての今年はここまでA級特別を11戦してすべて4着以内。距離は1400から1800メートルまでこなすだけに、久々の重賞でも上位進出はありそう。
兵庫から移籍初戦の秋桜賞で、勝ち馬とは差をつけられたものの2着だったウラガーノ、ワンターンの超短距離戦が向いていそうなフェリシアルチアらは、このメンバーに入ってどこまでやれるか。
◎7アドマイヤムテキ
○11メモリートニック
▲8ミラクルシップ
△4ウラガーノ
△2フェリシアルチア
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