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斎藤修の重賞ピックアップ

【10/1門別・サンライズカップ】トランセンデンスに初タイトル期待

 これまでにもこのレースの勝ち馬や上位馬からは全国区の活躍馬が出ていたが、今年から未来優駿に加わり、さらに北海道2歳優駿がJBC2歳優駿となったことでJBC指定競走にもなり、ますます注目度が高まることとなった。
 トランセンデンスは、ブリーダーズゴールドジュニアカップがアタマ+1/2馬身差の3着で、前走サッポロクラシックカップは3コーナー過ぎで先頭に立って直線を向いたが、外にぴたりとつけていたシビックドライヴに併せにいく形になって、ラッキードリームに内をすくわれてしまった。とはいえわずかにハナ差。この世代の中距離ではトップを争う1頭であることは間違いなく、展開ひとつであっさりもある。
 距離が未知数ではあるものの、栄冠賞を制したサイダイゲンカイのスピードは魅力。中央の芝挑戦では結果を残せなかったが、芝のスピード競馬を経験してさらに力をつけたという可能性はある。
 ノートウォージーは1700メートルに距離を伸ばして、未勝利、アタックチャレンジ、オープンと3連勝。ここは世代の上位クラスが揃っての対戦となるが、前走の1分49秒1は、出走メンバー中、1700メートルの持ちタイムでは最速。
 ブリーダーズゴールドジュニアカップや、サッポロクラシックカップでそれぞれ4着以内のノットリグレット、シビックドライヴ、シンタロウらも展開ひとつで能力的に差はない。
 ◎2トランセンデンス
 ○10サイダイゲンカイ
 ▲8ノートウォージー
 △5ノットリグレット
 △7シビックドライヴ
 △4シンタロウ
 
 サンライズカップの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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