斎藤修の重賞ピックアップ

【2/28佐賀・ウインターチャンピオン】鞍上も断然ドラゴンゲート

 昨年10月にデビューしたばかりの飛田愛斗騎手の勢いがすごい。25日のたんぽぽ賞では、1番人気の中央馬の手綱を任され大差の圧勝。で、重賞初制覇。加えてその日は9戦6勝。この固め勝ちで、山口勲騎手を超えて佐賀リーディングに立った。そして通算では早くも50勝を超えた。
 その飛田愛斗騎手が騎乗するのがドラゴンゲート。昨年大井から転入後、ここまで短距離の重賞3勝。吉野ヶ里記念では3着、佐賀オータムスプリントでは2着に敗れたが、そのとき先着された馬たちは不在。良馬場1400メートルでコンスタントに1分27秒台をマークしており、前走不良馬場を1分26秒8は、2着に8馬身差の圧勝だった。近走、そのタイムで走っている馬はいないだけに、ここは頭ひとつ抜けている。
 相手筆頭には、中央2勝クラスから転入して6戦4勝のデータヴァリュー。前走では2着カクリョウに8馬身差の圧勝。ここに来て調子を上げてきた。とはいえこの馬でも1400メートルの持ちタイムは1分28秒台。どこまで食い下がれるか。
 ジャングルキッドは、A1・A2特別で常に掲示板内の安定勢力。2走前の雲仙岳特別も1分28秒4という好タイムをマークした。前を見ながらレースができる外枠も味方になりそう。
 ラブミーリッキーは、高知から転入してここまで4戦。○▲にあと一息という内容で、逆転まであるかどうか。
 ◎1ドラゴンゲート
 ○3データヴァリュー
 ▲8ジャングルキッド
 △7ラブミーリッキー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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