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【8/1ばんえい大賞典】トップハンデでもオーシャンウイナー

 ばんえい大賞典は、トップハンデの馬は苦戦する印象があったが、一昨年はメムロボブサップ、昨年はコマサンダイヤが、それぞれトップハンデで勝った。で、今年トップハンデはイレネー記念を勝ったオーシャンウイナー。今シーズン、とかち皐月賞は7着大敗だったが、とかちダービーはネオキングダム以外の牡馬とは10キロ(牝馬とは30キロ)差で貫禄勝ちを見せた。今回、牡馬とは最大20キロ差(牝馬とは40キロ差)に広がったが、前走A2特別で2着好走という実力なら克服できると見る。
 相手筆頭は、軽量牝馬のミソギホマレ。とかちダービーではオーシャンウイナーと30キロ差で3着だったのが、今回は40キロ差に広がった。さらに4着のイオンとは同重量だったのが、イオンより10キロ軽くなった。前走は自己条件の決勝で7着だったが、とかちダービー後の2戦は2着、1着と調子を上げているとみていい。
 ヤングチャンピオンシップの覇者アルジャンノオー、2歳シーズン三冠がすべて2着だったネオキングダムらは、オーシャンウイナーと10キロ差なら巻き返す可能性は十分。
 とかちダービー4着のあと自己条件で2連勝のイオンはここに来て力をつけた。
 シュトラールも重量差を生かせば上位に食いこむ可能性はある。
 ◎9オーシャンウイナー
 ○1ミソギホマレ
 ▲5アルジャンノオー
 △7ネオキングダム
 △6イオン
 △10シュトラール
 
 ばんえい大賞典の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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