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【8/8盛岡・ひまわり賞】牝馬同士なら負けられないゴールデンヒーラー

 ゴールデンヒーラーは牝馬同士の留守杯日高賞には出走せず、ダイヤモンドカップ、東北優駿と牡馬相手の二冠に挑戦し、ともに勝ったリュウノシンゲンからは0秒5差で2着、4着。そしてやまびこ賞では、東北優駿で先着されていたサンエイマジック、グランフォロミーらを相手に勝利。ここに来ての充実ぶりを示した。今回はそのやまびこ賞と同じ盛岡1800メートルが舞台。牝馬同士なら負けられない一戦だ。
 ここに来て赤丸急上昇がホワイトブライド。昨年2歳6月にデビューし、今年5月までは13戦1勝とまったく目立たない成績だったが、ここに来て3連勝。特に前走3歳Aの盛岡1600メートル戦では、やまびこ賞3着だったシラカミロードに1秒8の大差をつける圧勝。そのシラカミロードを物差しにすれば、ゴールデンヒーラーと互角以上に戦える可能性はある。
 コスモジェニーは中央未勝利から転入して2着のあと2連勝。2走前の初勝利は、3歳の下級クラスとはいえ、2着に2秒8の大差をつける圧勝だった。岩手では1400メートルまでしか経験していないため距離が課題となりそうだが、中央では芝の1800メートル以上を使われていただけに、こなせる可能性は十分ある。
 スプリングカップでリュウノシンゲンの2着だったファイントリックは、重賞のほとんどで掲示板内を確保しているだけに、ここでも上位食い込みを期待できそう。
 グローリアステレサも、3歳の条件戦ではあるもののここに来てのレースぶりがよくなってきた。
 ◎9ゴールデンヒーラー
 ○2ホワイトブライド
 ▲6コスモジェニー
 △5ファイントリック
 △11グローリアステレサ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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