斎藤修の重賞ピックアップ

【9/14名古屋・西日本ダービー】地元ライバル不在でブンブンマル

 地元の重賞戦線ではトミケンシャイリに歯が立たなかったブンブンマルだが、3歳になってからはトミケンシャイリ以外に先着を許していない。そのトミケンシャイリは中央デビューなのでここは出走資格がなく、ライバル不在となればブンブンマルの出番だろう。東海ダービー以来3カ月ぶりの実戦となるが、夏に使い詰めだった馬たちより、むしろここを目標にじっくり仕上げられたのなら好印象。
 シェナキングの兵庫ダービーは、直線を向いて先頭に立って完全に勝ったかと思われたところ、大外からスマイルサルファーに差し切られた。それでも金沢に遠征したMRO金賞を勝利。結果的にベニスビーチにクビ差まで迫られたが、アイバンホーを早めにつかまえに行った内容を考えれば、着差以上に強い内容だった。ブンブンマルをどこでつかまえに行くかが勝負の行方を握ることになりそう。
 ◎○が早めの仕掛けで競り合う展開になれば、スマイルサルファー、ブラックマンバの追い込みがハマる場面はおおいに考えられる。
 強敵不在となった湾岸スターカップを制したスプリングメドウ、サラブレッド大賞典2着のフューリアスらも連下争いなら。
 ◎3ブンブンマル
 ○11シェナキング
 ▲2スマイルサルファー
 △1ブラックマンバ
 △12スプリングメドウ
 △10フューリアス
 
 西日本ダービーの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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