斎藤修の重賞ピックアップ

【9/16門別・イノセントカップ】栄冠賞2、3着馬の争い

 栄冠賞で勝ち馬から1馬身差で2、3着を争ったプライルード、レディーアーサーが、それ以来2カ月半ぶりの実戦。栄冠賞を制したモーニングショーは、その後ブリーダーズゴールドジュニアカップ2着に、サッポロクラシックカップ3着。栄冠賞4着だったシャルフジンがブリーダーズゴールドジュニアカップを制し、5着のリコーヴィクターはサッポロクラシックカップを制した。となればプライルード、レディーアーサーの2頭も当然ここでも上位争いは必至。ともに田中淳司厩舎だが、一旦牧場に戻して予定通りのローテーションとなったプライルードを上位に、コンディションを落としていたというレディーアーサーが対抗。
 クラサーベルは、2走前のペリドット特別は3着で1分0秒2(勝ち馬とは0秒3差)という好タイムをマーク。ただこれまで1200メートルは2戦してともに4着で、勝ち馬から1秒程度離されていたため、あらためて1200メートルへの適性が問われるところ。
 エイシンシュトルムは、1700メートルのウィナーズチャレンジ2着のあと、サッポロクラシックカップが差のある8着。今回は2戦2勝の1200メートルに距離を戻してきた。気性面での難しさはあるようだが、この距離で能力発揮なら勝ち負けも期待できそう。
 前走1000メートルのアタックチャレンジを制したバイクミューズ、1200メートルのオープン5着から連闘で望むバウチェイサーらは上積みがあれば馬券圏内まで。
 ◎7プライルード
 ○2レディーアーサー
 ▲3クラサーベル
 △1エイシンシュトルム
 △8バイクミューズ
 △4バウチェイサー
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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