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【5/4園田・兵庫チャンピオンシップJpnII】デビューから3連勝ドライスタウト

 ドライスタウトはデビューから3連勝で全日本2歳優駿JpnIを制してダート2歳チャンピオンになった。道中は抑えきれないような手応えで直線突き放したというレースぶりも圧倒的。デビューから1200、1400、1600mと距離を伸ばし、今回はさらなる距離延長となるが、そのレースぶりからは対応できそう。休み明けの3歳初戦だが、十分に乗り込まれており、2歳時以上のパフォーマンスを期待したい。
 ノットゥルノはダート2連勝から臨んだ伏竜ステークスはゴール前3頭の追い比べで2着に敗れたが、スタートで落鉄。後方からとなって必ずしもスムーズに運べたわけではなかった。距離経験は十分で、園田の小回りコースをこなせれば能力は高い。
 地元勢では、仕上がり途上だった菊水賞では3着に負けたものの、そこまで2戦の勝ち方が圧倒的だったバウチェイサーに期待したい。このレース、2001年にロードバクシンが勝って以降、昨年まで中央勢が20連勝中だが、地元兵庫勢も2着、3着は何度かあった。とはいえ中央のダート路線のレベルが上がっていることも確か。このメンバーでどこまでやれるか。
 コンシリエーレは、3歳初戦として遠征したサウジダービーで、勝ち馬から0秒2差の3着と好走。2着は昨年の兵庫ジュニアグランプリJpnIIを制したセキフウだった。今回は初めての小回りコースへの対応がカギになりそう。
 JBC2歳優駿JpnIIIを制したアイスジャイアントは、全日本2歳優駿JpnIでは9着と見せ場をつくれなかったが、距離延長で巻き返してくるかどうか。
 ◎12ドライスタウト
 ○3ノットゥルノ
 ▲8バウチェイサー
 △9コンシリエーレ
 △10アイスジャイアント
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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