フジラプンツェルは初めての芝がどうかと思われた若鮎賞だったが、走路悪化によって奇しくもダート変更。手綱を抑えたまま3コーナー過ぎで前をとらえ、直線軽く気合をつけられると、後続をあっという間に突き放し、2着に10馬身差をつける圧勝となった。芝適性については今後へ持ち越しとなったが、デビューからのダート4連勝では一戦ごとに2着馬との差を広げており、まだ底を見せていない。
ユウユウレラシオンは、前走初めての芝では7着惨敗だったが、ダートではデビューから2連勝。今回と同じ盛岡ダート1400メートルだった2戦目の勝ちタイム1分27秒8は、過去10年のビギナーズカップの勝ちタイムとの比較でも4番目にあたる遜色のないもの。あらためてダートで能力の高さを見せるか。
フユノソラは、盛岡芝・ダートでデビューから3連勝。前走盛岡ダート1600メートル戦では、直線後続の脚色を確認しながらの逃げ切りで、勝ちタイムは1分41秒3。フジラプンツェルの若鮎賞の勝ちタイムとの比較では、同じ重馬場でコンマ4秒遅いだけ。能力的にそれほど差はなさそう。
ここまで3頭の勝負となりそうだが、盛岡ダート1000メートルのデビュー戦を逃げ切ったマルケイヴェラも上積みがあれば上位食い込みの可能性もありそう。
◎5フジラプンツェル
○3ユウユウレラシオン
▲4フユノソラ
△7マルケイヴェラ
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