斎藤修の重賞ピックアップ

【4/5笠松・新緑賞】このメンバーでは負けられないリストン

 ホッカイドウ競馬のシーズン終了後、名古屋にしたリストンは、新春ペガサスカップでは4コーナーで先頭に立つと後続を寄せ付けずの完勝。続く前走スプリングカップは3着だったが、勝ったのが無敵のセブンカラーズで、2着が高知のデステージョと、先着されたのは別格の2頭。今回、ほかに重賞勝ち馬がいないというメンバーなら負けれないところ。
 ミトノシャルマンは、2歳11月の名古屋転入後、中央挑戦を除けばここまですべて3着以内。2着だったゴールドジュニアで先着されたのは兵庫からの遠征馬で、続く前走は初めての古馬格付けとなってA5組で3着ならむしろ評価できる。今回は笠松に転厩しての初戦で、リストンを負かすならこの馬。
 ブレイブゾロは、新春ペガサスカップではリストンに、ゴールドジュニアでは2着ミトノシャルマンに、それぞれ完敗という内容。しかし前走3歳1組特別では、やや軽い相手だったとはいえ6馬身差で逃げ切り。その1700メートルの勝ちタイムが良馬場で1分50秒3。リストンの新春ペガサスカップの勝ちタイムが重馬場で1分50秒2ということであれば、一発逆転のチャンスはある。期間限定騎乗の所属を名古屋から笠松に移した保園翔也騎手が引き続きの手綱というのも楽しみ。
 トーセンサブリナは中央未勝利から笠松に転入して4連勝。今回は一気の相手強化でどこまでやれるか。
 中京ペガスターカップで2着だったツミキヒトツ、前走3歳オープン特別(子葉賞)でトーセンサブリナに半馬身差2着のワールドミッションらは連下争いなら。
 ◎10リストン
 ○7ミトノシャルマン
 ▲5ブレイブゾロ
 △9トーセンサブリナ
 △6ツミキヒトツ
 △3ワールドミッション
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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