斎藤修の重賞ピックアップ

【4/6園田・菊水賞】距離延長でニシケンボブが巻き返す

 ニシケンボブは、2歳時にデビューした門別で4勝という実績。兵庫移籍後、笠松に遠征したゴールドジュニアでは、4コーナーで前をとらえると直線楽に後続を突き放すレースぶりは圧巻だった。前走兵庫ユースカップは3着だったが、スタートでダッシュがつかず中団うしろからとなって、4コーナーでも外にふくれるようなところがあった。ゴールドジュニアの3コーナーではムチが入っていたように、ややズブいところがあるのかもしれず、2歳時門別での4勝のうち2勝が1700メートル戦だったことなど、今回の距離延長は歓迎だろう。
 ベラジオソノダラブは、園田ジュニアカップではスマイルミーシャと直線一騎打ちとなってクビ差2着。3着ヒメツルイチモンジには8馬身差をつけた。続く前走、兵庫ユースカップは2番手から早め先頭に立って後続を寄せ付けずという強い勝ち方。ここまで6戦4勝、2・3着各1回という完璧に近い成績だが、4勝が1400メートル戦で、2・3着が1700メートル戦ということでは、果たしてこのメンバーで距離がどうか。
 スマイルミーシャはデビューから4連勝で、そのうち1700メートル戦で2勝。ただ今回は大晦日の園田ジュニアカップ以来となるのがどうか。
 ビキニボーイは、兵庫ユースカップでは大きく出遅れたものの、3?4コーナーでラチ沿いを通って進出して2着。中央1勝から転入して4戦3勝、2着1回と、まだ底を見せていない魅力はある。
 姫路1800メートルの前走でクビ差1、2着だったヒメツルイチモンジ、グロリアドーロも、上積みがあれば上位争いの可能性も十分。
 ◎1ニシケンボブ
 ○9ベラジオソノダラブ
 ▲3スマイルミーシャ
 △6ビキニボーイ
 △5ヒメツルイチモンジ
 △7グロリアドーロ
 
 菊水賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP