斎藤修の重賞ピックアップ

【10/3ネクストスター盛岡】無敗のままフジユージーン

 メンバー中唯一無敗のフジユージーンが強そうだ。2走前、今回と同じ盛岡1400メートルの勝ちタイム1分26秒0はメンバー中最速。のみならず、昨年まで同じ盛岡1400メートルで行われていた知床賞との比較でも、ここ2年北海道勢が勝っていたタイムよりわずかではあるが速い。さらに、前走水沢1400メートルの勝ちタイムでも1分30秒を切っているのはメンバー中唯一。ここでは能力が抜けている。
 相手筆頭はエイシンコソンテ。前走芝のジュニアグランプリは度外視として、門別から転入初戦の水沢1400メートル戦が楽々と逃げ切り。メンバーのレベルがどうだったかということはあるが、2着に4馬身、3着には大差をつけた。門別ではフレッシュチャレンジを勝ったのみだが、オープンや重賞で強敵相手に戦ってきた経験は生きるはず。
 カリフィアは2戦目の前走フューチャーステップは2着だったが、それでも1分27秒0は好タイム。上積みがあれば◎に迫る場面もありそう。
 エイシンノクターンは、盛岡芝のデビュー戦こそ3着だったが、その後水沢、盛岡とダートで2連勝。タイムこそ印上位の馬たちと比べると平凡だが、ダートではまだ底を見せていない。
 ミヤギシリウスも盛岡芝のデビュー戦は4着だったが、2戦目の水沢1300メートル戦では2着に9馬身差の圧勝。今回は一気の相手強化でどうか。
 デビュー2戦目から盛岡、水沢で連勝のビッグサララルーフも連下争いなら。
 ◎2フジユージーン
 ○6エイシンコソンテ
 ▲4カリフィア
 △3エイシンノクターン
 △8ミヤギシリウス
 △1ビッグサララルーフ
 
 ネクストスター盛岡の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP