斎藤修の重賞ピックアップ

【11/5ばんえい菊花賞】再度上昇タカラキングダム

 タカラキングダムの2歳シーズンは、ナナカマド賞を制して、ヤングチャンピオンシップ2着という実績。最後のイレネー記念こそ4着だったが、3着以内を外したのはそれだけ。その2歳シーズンの成績で、3歳シーズンは格付的に苦戦が続いたが、それでもとかちダービーを勝ち、その後A1戦まで制した。前走A1特別は端枠に入って障害で止まってしまったため度外視としていいだろう。720キロのトップハンデではあるが、ここにきての上昇傾向からチャンスと見る。
 1番人気はマルホンリョウユウだろうか。2歳シーズンはイレネー記念2着など重賞タイトルには惜しくも手が届かなかったが、ばんえい大賞典で重賞初制覇。さらに前哨戦の秋桜賞をトップハンデで制した。3歳になっての安定感では最上位。
 上昇度ではスーパーチヨコ。黒ユリ賞を1番人気で制した2歳シーズンの女王で、秋桜賞でもハンデにめぐまれたとはいえマルホンリョウユウにわずかの差で2着に食い下がった。今回もそのときと同じ40キロ差なら、見せ場以上もありそう。
 イレネー記念を制したアシュラダイマオーは、その後勝ち星こそないが、同世代同士の重賞なら見直しは必要。
 4月以降、3着以内を外したのが2回だけで確実にクラスを上げてきたホクセイタイヨウ、秋桜賞で3着に入り、ここに来て上昇気配のキタノミネらも争覇圏。
 ◎7タカラキングダム
 ○3マルホンリョウユウ
 ▲2スーパーチヨコ
 △8アシュラダイマオー
 △9ホクセイタイヨウ
 △6キタノミネ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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