斎藤修の重賞ピックアップ

【7/14ばんえい・旭川記念】2強不在でインビクタ

 王者メムロボブサップがしばらくお休みという状況ならアオノブラックの天下かと思いきや、残念ながら出走取消となってしまった。一転混戦となって多くの馬にチャンスありという状況。
 北斗賞は雨の軽馬場となって、インビクタが障害を先頭で越えたものの、5歳の伏兵クリスタルコルドに交わされて2着。この週末は天気はよさそうだが、今シーズンは乾いても時計の出る馬場が続いていて、しかも790kgという重量はインビクタにとって能力を発揮できる舞台。今シーズンも安定した成績を続けており、2強不在となればチャンスは大きい。
 現8歳世代に続く黄金世代と言われている5歳世代からの出走は、北斗賞を8番人気で制したクリスタルコルドのみ。この世代の上位馬の多くが8日の瑞鳳賞に出走し、世代最強キングフェスタもお休み。クリスタルコルドにしても当初このレースに登録はなく、追加での出走。そこにきてアオノブラック回避は願ってもない幸運といえそう。
 帯広記念3着であっと言わせたコウテイは、北斗賞こそ7着だったが、軽馬場ゆえにそれほど差はなく、今シーズンも引き続き好調。
 いつどこで走るかわからないゴールドハンターは連下の穴として魅力。
 今シーズン4着が最高という成績のオーシャンウイナーだが、オッズパーク杯5着、北斗賞4着とまずまずの好走。2強不在ならそこから着順が繰り上がる可能性はある。
 昨シーズン重賞3着が3回あったコマサンエースも、いずれどこかで重賞タイトルのチャンスが巡ってきそう。
 ◎7インビクタ
 ○5クリスタルコルド
 ▲6コウテイ
 △4ゴールドハンター
 △9オーシャンウイナー
 △8コマサンエース
 
 旭川記念の出走表こちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP