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【7/7盛岡・せきれい賞】芝適性あればマンダリンヒーロー

 マンダリンヒーローが芝に挑戦してきた。アメリカ遠征のあと勝ちきれないレースが続いて2着が4回。アメリカのスピード優先のダートで能力を発揮したのであれば、地方の時計のかかるダートは合っていない可能性はあり、芝での可能性に懸けてみたい。ただ2400メートルの距離はちょっと長い可能性はある。
 実績最上位は、盛岡の芝で3戦3勝のアトミックフォース。ただ8歳という年齢もあり、今年3戦のレースぶりを見ると、昨年までのパフォーマンスを発揮できるかどうか。
 このレース連覇がかかるのがヴィゴーレ。前走こそ7着だったが、昨年秋以降、南関東のA2以下特別や準重賞で常に上位争い。昨年よりむしろ調子はよさそうで、◎○にも死角がないわけではなく、連覇も期待できる。
 プリンスリターンは現在の調子がどうか。中央芝のオープン特別で連勝したのは3年も前のことだが、昨春も着外ではあるものの重賞やオープン特別で勝ち馬から1秒以内の差で走っていた。大井に移籍して1年以上ぶりの実戦となった前走は大敗だったが、一度叩かれて全盛時の七分程度の能力が発揮できれば上位争いは可能。
 昨年2着だったゴールドギアは、今年ダートの重賞でも好走しており、9歳でも衰えはなさそう。
 ジェットモーションは中央の2000メートル以上の芝で4勝。高知C2クラスで勝ちきれずという成績での転入初戦だが、高知の重いダートが合わないだけという可能性はある。
 中央の芝2000メートル以上で3勝を挙げたシェルビーズアイは、転入初戦でどんなレースを見せるか。
 ◎2マンダリンヒーロー
 ○9アトミックフォース
 ▲1ヴィゴーレ
 △13プリンスリターン
 △4ゴールドギア
 △5ジェットモーション
 △3シェルビーズアイ
 
 せきれい賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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