斎藤修の重賞ピックアップ

【6/29ばんえい・柏林賞】復調気配ホクセイハリアー

 3歳時にばんえい大賞典を制し、ばんえい菊花賞でも僅差2着。ばんえい大賞典以来勝ち星から遠ざかっているものの、ここに来て自己条件で復調気配。前哨戦のライラック賞でも障害2番手からカフカと競り合って同着といってもいい際どい2着。そのときの20kg差が今回カフカが重量を背負ったことで10kg差となっただけに、重量的に有利と見る。
 そのライラック賞で障害6番手からぐいぐい伸びて上記2頭に迫って3着に入ったのがショータイム。ホクセイハリアーとは、そのときの10kg差が今回同重量となるのは不利だが、昨年9月の3走目以降、17戦して3着以内を外したのは4回だけ。3月のクリスタル特別では同重量でホクセイハリアーに先着しており、能力的に差はない。
 ウルトラコタロウは2歳時から重賞で善戦を続け、障害はほとんど先頭で越えるものの末が甘くなって3着が5回。それでも3月のクリスタル特別を障害先頭から勝ちきった。今季4戦は第2障害までに置かれてしまい不振が続いているが、前走で復調気配を見せただけに、さらに状態アップなら勝負になる。
 カーネーションカップ、ライラック賞と連勝したカフカは、その賞金を重ねたがゆえに今回680kgでの出走。牡馬相手では勝ち負けまではどうか。
 年明けから好調のフレイムファースト、前走自己条件を勝って臨むユーフォリアも連下なら。
 ◎8ホクセイハリアー
 ◯6ショータイム
 ▲5ウルトラコタロウ
 △10カフカ
 △9フレイムファースト
 △7ユーフォリア
 
 柏林賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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