斎藤修の重賞ピックアップ

【7/13ばんえい・旭川記念】重賞3連勝なるかコマサンエース

 昨シーズン重賞上位の常連となったコマサンエースは、9歳になった今年、ますます絶好調。前走、別定10kg増となった北斗賞でもインビクタを振り切って危なげなく勝利。重賞に限れば昨年の旭川記念以降、1年間3着を外していない。今回も別定10kg増だけに1着固定とまではいえないが、崩れるところは想像しにくい。
 キングフェスタの北斗賞4着は、障害でかなり苦戦してのもの。それでも障害を越えてからの追い込みは健在。前からあまり離されずある程度のところで障害をクリアできれば、一気に差し切る実力はある。ただ現状ではこのあたりの重量が限界かもしれない。810kgのチャンピオンカップでメムロボブサップの2着はあるが、勝ったのは3月の蛍の光賞で785kgまで。課題の障害が安定してくれば古馬重賞でも主役が張れるだけの素質はある。
 クリスタルコルドは昨年5歳ながら北斗賞、旭川記念を連勝。その後は特別戦で1勝を挙げたのみでやや落ち込んだが、前走北斗賞3着で復調気配。
 インビクタは1年以上勝ち星から遠ざかっているとはいえ、大きく崩れることなく9歳でもまだまだ元気。ここも馬場が軽くなれば上位を狙える。
 コウテイは暑さの影響があるようだが、昨年来の重賞での実績からは見限れない。
 ◎5コマサンエース
 ◯7キングフェスタ(出走取消)
 ▲2クリスタルコルド
 △1インビクタ
 △4コウテイ
 
 旭川記念の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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