斎藤修の重賞ピックアップ

【7/15盛岡・いしがきマイラーズ】芝適性と連勝の勢いでシャイニーロック

 シャイニーロックは中央5勝のうち3勝が芝1500/1600メートルで、オープン特別を勝ったのが2022年12月のこと。その後、移籍した大井、門別、名古屋のオープンやA級では結果を残せなかったものの、岩手では下級条件からの再出発となって、目下4連勝でB2戦まで制した。特にここ2戦は直線で抜け出し6馬身、4馬身差という完勝。そのレースぶりで芝適性に期待でき、得意の距離とあれば、9歳での重賞初制覇もおおいに期待できそう。
 タイセイモンストルは中央では芝を中心に使われて3勝クラスまで勝ち、障害でも未勝利勝ち。今年5月まで障害戦を使われての転入初戦となる。仕上がり次第の面はあるが、8歳でも能力的には通用しそう。
 スズカゴウケツは盛岡芝を2度使われてともに着外だったが、そのOROカップは中央で芝オープンの実績馬が複数出走していたというレベルの高いメンバー。今回のメンバーなら能力面で見劣ることはなく、あらためて芝適性が問われる一戦。
 カレンルシェルブルは中央芝でオープン勝ちの実績。笠松を経由しての転入で、盛岡でのダート2戦では結果がでなかったものの、芝での変わり身に期待する手はある。
 中央芝2勝から浦和を経由しての転入初戦となるカナオールウェイズも芝で能力発揮なら。
 昨年のこのレースの覇者ギャレットは今シーズン大敗が続いているだけに、芝コースで復調があるかどうか。
 ◎2シャイニーロック
 ◯6タイセイモンストル
 ▲10スズカゴウケツ
 △9カレンルシェルブル
 △7カナオールウェイズ
 △8ギャレット
 
 いしがきマイラーズの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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