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【9/7盛岡・ビューチフルドリーマーカップ】昨年の雪辱果たすかラブラブパイロ

 昨年は1番人気に支持されるも2着に敗れたラブラブパイロだが、前半馬群に包まれて位置取りを悪くしてしまい、スローで早めに抜け出したミニアチュールを半馬身とらえることができなかった。しかしながらここ2走は逃げて好走。今回はほかにこれといった逃げ馬もなく、積極的に位置をとって昨年の雪辱を期待する。
 2000メートルの距離ならローリエフレイバーが能力を発揮する。昨年2100メートルのロジータ記念を制し、今年4月にはエンプレス杯トライアルのスプリングヒロインカップ(川崎2000メートル)を5馬身差で圧勝。エンプレス杯JpnII・9着はともかく、前走中原オープンで10着に負けているのは気になるところだが、ダートグレード2勝という実績のグロリアムンディをピタリとマークして、牡馬一線級相手ではいかにも流れが厳しかった。今回、あらためて牝馬同士なら能力を発揮する。
 昨年14年ぶりに地元馬としてこのレースを制したのがミニアチュール。今シーズンは勝ちきれないレースが続いているが、それでもシアンモア記念、あすなろ賞、みちのく大賞典は、牡馬の一線級相手に2着または3着と善戦。南関東の強豪相手に連覇なるかどうか。
 前走牡馬相手のオープン特別で差のない4着だったザオ、昨年3着だったマテリアルガールらもそれほど差はない。
 南関東からの遠征馬4頭をミニアチュールが迎え撃つというメンバー。
 ◎8ラブラブパイロ
 ◯10ローリエフレイバー
 ▲6ミニアチュール
 △7ザオ
 △9マテリアルガール
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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