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【10/28金沢・ネクストスター金沢】圧倒的な強さで2連勝エムティジーク

 エムティジークはデビューからの2戦は勝ち馬に差をつけられて2着に敗れたが、その後の2戦は圧倒的な強さで2連勝。3戦目での初勝利は、2戦目と同じ1400メートルの良馬場で3秒もタイムを詰め、2着に2秒6の大差をつけた。続く前走石川テレビ杯は出ムチを入れてハナを主張すると、3コーナーから後続を引き離し2着に6馬身差。雨の重馬場もあったが、前走の大差勝ちからさらに1秒9もタイムを詰めた。ちなみにその2着馬ケーズコマクサが、続くくろゆり賞で7馬身差で圧勝したことでも、エムティジークの強さが証明された。
 対するは、北海道から転入初戦の金沢シンデレラカップで2着だったグリーゼ。3コーナー3頭の競り合いから直線を向いて先頭に立ったところ、ココキュンキュンに交わされたが、そのココキュンキュンは園田プリンセスカップからの連勝で底を見せていないレベル。生え抜きのエムティジークか、門別デビューのグリーゼか、どちらが軸か迷うところ。
 グラシアレスは門別のアタックチャレンジを制しての転入初戦が5馬身差の圧勝。1400メートル良馬場の勝ちタイムは1分31秒4で、2戦目の状態アップがあれば◎○に迫る場面も。
 前述石川テレビ杯2着で、くろゆり賞を制したケーズコマクサはエムティジークに対して逆転まではどうか。
 新馬戦を6馬身差で制したレイモアナ、門別から転入2戦目でグラシアレスの2着だったエムティブレイドらも連下には押さえておきたい。
 ◎5エムティジーク
 ○1グリーゼ
 ▲8グラシアレス
 △7ケーズコマクサ
 △6レイモアナ
 △9エムティブレイド
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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