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実績上位ｺｽﾓﾋﾞｯｸﾞﾊｰﾄが押し切り狙う｢能登巌門賞｣（金沢競馬）

8月7日（火）に開催される金沢競馬の注目ﾚｰｽは､第9ﾚｰｽのJRA交流｢能登巌門賞｣（3歳A級･中央未勝利､金沢競馬場1500ﾒｰﾄﾙ）です｡

今回もJRA勢優位は変わりませんが､中でも◎1 ｺｽﾓﾋﾞｯｸﾞﾊｰﾄ（牡､JRA･松山将樹厩舎）はこれまで3着が2回あって実績上位の存在です｡芝でもﾀﾞｰﾄでも先行するｽﾋﾟｰﾄﾞを見せており､中央では直線での踏ん張りが足らず入着いっぱいのﾚｰｽが続いていますが､ｺｰﾅｰを多く回る地方の小回りｺｰｽなら息も入りやすいだけに直線失速することなく押し切りが狙えそうです｡

○4 ﾌﾞﾗｽﾄ（牡､JRA･中村均厩舎）はｽﾀｰﾄﾀﾞｯｼｭがつかないために､後方からのﾚｰｽを余儀なくされていますが､ﾃﾞﾋﾞｭｰから10戦してﾌﾀ桁着順は一回だけと堅実に追い上げてきます｡ｽﾞﾌﾞそうなﾀｲﾌﾟですが､今回は追える吉原寛人騎手が騎乗することで変わり身が期待できそうです｡中団からﾚｰｽを進めて向正面から早めに駆け上がっていければ､直線の追い比べ勝負で逆転のﾁｬﾝｽがありそうです｡

▲5 ｴｽﾍﾟﾗﾝｻｽｶｲ（牡､JRA･牧田和弥厩舎）は折り合い面に課題があって位置どりがちぐはぐになっていますが､阪神のﾀﾞｰﾄ1200ﾒｰﾄﾙ戦の走破時計は悪くなく､地方交流ﾚﾍﾞﾙなら通用しそうです｡短期放牧で立て直されてた今回は､追い切りでも軽快な動きを見せていて､約1ｶ月半ぶりでも感触は良さそうです｡前々で運ぶことができれば流れ込みが図れそうです｡

△9 ﾀﾏﾓｵﾃﾝﾊﾞ（牝､JRA･五十嵐忠男厩舎）も先行するｽﾋﾟｰﾄﾞは魅力です｡2走前に名古屋で地方交流戦を経験していて､その時は中団から詰め寄ったものの4着でした｡2度目の地方交流戦で上積みが見込める今回は発馬を決めて積極的に運ぶことができれば前残りがあるかもしれません｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単（ﾏﾙﾁ）　1⇔4･5･9（6点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　1→4･5･9→4･5･9　4･5･9→1→4･5･9（12点）

（文／中部地方競馬記者ｸﾗﾌﾞ）

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