5月6日(振・月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「すずらん賞」(4歳オープン)が行われます。
最軽量610キロがサンシルクラポピー、630キロがフレイムゴールド(牡、金田勇厩舎)、640キロがハマノダイマオー(牡、松井浩文厩舎)など2頭、650キロがミスタカシマ、オレワチャンピオンなど3頭、660キロがキタノユウジロウ、トップハンデ670キロがアアモンドグンシン。その差は最大で60キロと大きくついていますが、重い砂での同世代同士のレースでは、微妙なハンデがゴール直前で若馬の脚を止めることもあります。
◎6 ミスタカシマ(牝、槻舘重人厩舎)650キロを本命に推します。昨季はばんえい菊花賞、ばんえいオークス優勝、ばんえいダービー4着は、同世代のメンバーに入ると大威張りできます。初戦のスプリングカップでは勝ち馬のコウシュハウンカイの11秒0差の5着と敗れていますが、オープンの一線級が相手で健闘といえます。スプリングカップ時と同じ650キロは恵まれた感も。オープンのミスタカシマにとっては厳しいシーズンになりそうなだけに、勝ちたい一戦です。
○1 キタノユウジロウ(牡、村上慎一厩舎)660キロが対抗です。昨季後半から一気に力をつけた1頭です。前走の青葉特別では1着ゴールデンフウジンの11秒1差の3着。タイム差は大きいですが、直線では鋭い末脚を披露していました。ミスタカシマと同様、自己条件では相手が強いですが、今回は4歳限定戦で相手も緩くなり、先行力、障害力を生かして押し切ります。
▲4 コウシュハレガシー(牡、平田義弘厩舎)650キロが3番手です。前走は障害のカカリが悪く5着と敗れていますが、直線では伸び脚も鋭く見せ場は十分でした。
<おすすめの買い目>
馬単 6→1・4・9・8(4点)
3連単(フォーメーション) 6→1→4・9・8(3点)
(文/小寺雄司)