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5月30日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「合歓の木特別」(A級2組、名古屋競馬場1800メートル)。
準オープン(A級2組)に戻れば◎7 アセイラント(セン7、角田輝也厩舎)に勝機到来だ。前走はオープン特別挑戦で1秒4差の6着に惨敗。ただカツゲキキトキト、ポルタディソーニと地方交流重賞でも活躍する超一流のオープン馬相手で、しかもベストではない、控える走りも影響したようだ。体質の弱さから以前はゆったりしたローテーションでしか臨めなかったが、1カ月間(5月)に3走できるのは、体調面に不安がない証でもある。セールスポイントは高く安定した先行力。準オープンでは過去5戦して4勝、2着1回と抜群の好成績を残している。当然、V最短の存在だ。
一方、直線勝負に持ち込みたいのが差し馬勢。○2 アスタークライ(牡5、原口次夫厩舎)の前走4着はスタートの出遅れと距離不足の7ハロン戦が大きく響いていた。転入後【1・3・2・1】と得意な1800メートル戦に替わるのは大きな上積み材料と言えそうだ。
▲1 マントン(牡5、竹下直人厩舎)は勝ち馬にちぎられたものの、1800メートル戦の前走A級3組で外から追い込み2着まで押し上げたように、復調がうかがえた。相性のいい岡部誠騎手と引き続きのタッグ結成でもあり、軽視できない。
穴は△8 エスタシオン(セン5、田中敏和厩舎)。自慢のしぶとい走りが影を潜めている近況だが、ゆったり流れる1800メートル戦を本質的に得意とするタイプだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔1・2・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・2・6・8→1・2・6・8 1・2・6・8→7→1・2・6・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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