13日(日)盛岡競馬メイン第10レースは、未来優駿2019「第39回若駒賞」(2歳、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎3 グランコージー(牡、櫻田康二厩舎)は芝1000メートル・2歳新馬戦、2戦目のダート1200メートルを連勝。以降には重賞も控えていましたが、迷わず北海道へ移動。軽種馬育成調教センター(BTC)でしっかり乗り込まれて帰郷初戦を圧勝。好スタートを決め、メンバー最速の上がりを駆使して2着に6馬身差。ほかの追随をまったく許しませんでした。元々レースセンスの良さには定評がありましたが、さらに力強さが加われば鬼に金棒。無敗4連勝で若駒賞を制し、2歳クラシック・南部駒賞、金杯へも弾みをつけたいところです。
○5 ナーリー(牡、菅原勲厩舎)は門別1000メートル・新馬戦2着、2戦目10着から1カ月半ほどレース間隔をあけ、転入初戦を快勝。初の左回り、1400メートルへの延長を難なくクリアしました。兄は今年のアイビスサマーダッシュGIIIを優勝したライオンボス。久々を叩かれて気配アップは歴然ですし、キャリア3戦からも伸びしろは十分。逆転筆頭格と見ます。
▲4 ホンコンノワール(牡、畠山信一厩舎)は門別1000メートルの新馬戦を快勝し、重賞・栄冠賞へ挑戦し7着。移籍初戦でいきなり重賞が舞台ですが、過去2年連続で北海道デビュー馬が若駒賞を優勝。アッサリまで考えられます。
△1 エイシンハルニレ(牡、齋藤雄一厩舎)は北海道1勝から転入後、初戦2着、2戦目3着と堅実さを発揮しています。
△6 ラブロック(牡、菅原勲厩舎)はデビュー戦圧勝。伸び悩んでいますが、タイム的には遜色なし。
<おすすめの買い目>
馬単 3→5・4・1・6 5・4→3(6点)
3連単(フォーメーション) 3・5→3・4・5→1・3・4・5・6(12点)
(文/松尾康司)