レース展望・予想 |
21日(水)の園田競馬メイン第11レースに「J-PLACEよかわ開設8周年記念」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 オースミレーヴ(牡5、新井隆太厩舎)は約半年の休み明けから復帰後、姫路で連勝して園田へ戻ってきた。これまではやや揉まれ弱い印象のあった馬だったが、休養を挟んだ効果が大きく、馬体に重厚感が出てきて本格化ムードが漂ってきた。今回も強力な同型馬は不在で楽に先行できれば連勝を伸ばせるだろう。
○3 トライバルキング(牡4、松平幸秀厩舎)の前走は間隔が空いていた影響もあったのか、行きっぷりがもうひとつだったが、最後はしぶとく伸びて5着と地力を示した。今回は間隔を詰めて使えることからも状態面での上積みが大きい。また、絶好の内枠に入ったことからも十分に巻き返せる要素はそろった。先週16日のメインを厩舎の先輩バンローズキングスが制しており、それに続きたいところだ。
▲1 オメガドラゴン(牡4、松浦聡志厩舎)の前走は砂の深い内を通らされ、直線でもさらに内へ閉じこめられて最後は脚が止まった。もともと詰めの甘いタイプで、いかに最後まで集中力を切らさずに走るかがポイントになる。100メートルの距離短縮でもこの馬にとっては大きなプラス材料になるだろう。
☆10 デンコウジェネシス(セン7、尾林幸二厩舎)は前走連闘で勝利。馬体が絞れて切れ味が戻った。動きに硬さは見られず、引き続き好調と見ていいだろう。今回も末脚に懸ける。
△2 ストロングジェット(牡5、保利良次厩舎)は前走位置取りが後ろだったが、先行集団は1200メートルを中心に使われていた馬で、スピードに対応できなかった。今回はそこまで速い馬はおらず流れは落ち着きそうで、スムーズに先行できれば巻き返せる。
△6 ウインエスキース(牝6、栗林徹治厩舎)はB2ではワンパンチ足りない印象だが、姫路開催から好調が続いており、展開がはまれば外から末脚がさく裂するシーンも考えられる。
<おすすめの買い目>
馬単 7→3・1・10・2・6(5点)
3連単(1軸流し) 7→3・1・10・2・6(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)
■レース展望・予想一覧 |