レース展望・予想
■2021年04月21日
地元で勇躍ニジイロ「東海クイーンカップ」(名古屋競馬)

4月21日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「第27回東海クイーンカップ」(3歳牝馬、名古屋競馬場1800メートル)。

グランダム・ジャパンに組み込まれた地方全国交流のSP1に、遠征勢5頭を含む精鋭12頭がスタンバイ。みどころつまった好バトルが期待できそうだ。ただキャリア浅い若駒牝馬に、未知なる1800メートル戦を迎える馬たちが多い一戦でもある。

地の利がアドバンテージになる名古屋勢の重賞ウイナー上位視がベターではないか。なかでも◎9 ニジイロ(川西毅厩舎)を中心視だ。強さとモロさが同居するタイプだが、1月に姫路へ遠征した重賞・兵庫クイーンセレクションでは外々を回って鋭く突き抜けて、重賞初制覇に成功。そして前走の浦和・桜花賞ではハイレベルな南関重賞に果敢挑戦。後方から見せ場十分に追い込んで5着入着と、低人気に反発してみせた。自在な立ち回りができるタイプで脚質からもデビュー以来初の1800メートルの克服は可能。中間の調教、追い切り気配もまずまず。強敵相手の遠征重賞挑戦でもまれた経験を地元ファンの前で披露するか。

○2 ダイセンハッピー(今津博之厩舎)はブンブンマルとともに東海の3歳世代をけん引するトップホース。休養明けだった前走・中京ペガスターカップはブンブンマルに完敗したが高い先行力は誇示した。上積みが期待できる叩き2走目で、当然勝ち負けだ。

遠征勢では地区レベルが高い南関東の▲3 ミラバーグマン(大井・須田和伸厩舎)が強敵。1400メートルながら前走・若草賞(3/4馬身差2着)で当地の小回りコースと輸送を経験したのは強み。まして休養明けを使われたことで上昇気配がうかがわれる。高評価が欠かせない。

その他では△6 サブノタマヒメ(金沢・金田一昌厩舎)に魅力が大きい。デビュー以来、10戦8勝、2着2回とパーフェクト連対を誇り底を見せていない。

穴は名手・赤岡修次騎手が導く△12 サンシェリダン(高知・工藤真司厩舎)だ。

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馬単(マルチ) 9⇔2・3・6・12(8点)
3連単(フォーメーション) 9→2・3・6・12→2・3・6・12 2・3・6・12→9→2・3・6・12(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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