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4月21日(水)の門別競馬メイン第11レースは「ナダル・プレミアム」(A1〜A3、門別競馬場1800メートル)。
5月4日(祝・火)のコスモバルク記念からスタートする今季の古馬重賞戦線。実質その前哨戦となるのがこのナダル・プレミアムだ。
シーズントップから好メンバーが顔を揃えたが、中でも注目したいのは◎11 バルダッサーレ(牡8、桧森邦夫厩舎)だ。5年前の東京ダービーをJRAからの転入初戦で7馬身差圧勝したかつての大物。「“かつての”なんて表現は失礼!」とファンの皆さんが感じるような復活劇に期待したい。順調さを欠いた昨年は、何とか間に合わせたといった感も拭えない最終盤の2戦だけでまったく見せ場もない結果が続いてしまったのだが、そこは当地でも一昨年に瑞穂賞を勝ち道営記念でも2番人気に推された(結果は5着)実績馬。今季は坂路の最終追いでも好時計をマークしているし、何よりオープニング開催から使ってこれることが順調さの何よりの証だろう。砂を被らずスムーズに運べそうな外枠も良いだけに、ここはいきなりの“古豪復活”に期待を懸ける。
強敵は先行してしぶとい昨季重賞2勝の○4 クインズプルート(牡8、安田武広厩舎)。
一昨年3歳で堂々、道営記念を逃げ切った▲3 リンノレジェンド(牡5、林和弘厩舎)は、昨季の過程からも冬休み明けの太めを解消するのに時間を要する印象だ。もちろん地力的には勝って当然の存在も、ここから“上げていく”シーズン初戦は単穴評価で様子をみたい。
昨季終盤2連勝で開花した感ある△12 クラキングス(牡7、村上正和厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>
馬単 11→4(1点)
3連単 11→4→3 11→4→12(2点)
(文/HDK)
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