兵庫
2021年12月03日
ダイシンクワトロの末脚が爆発する「奈良大和肉鶏特別」(園田競馬)
3日(金)の園田競馬メイン第11レースに「奈良大和肉鶏特別」(B2一組、園田競馬場1230メートル)が行われる。なおティーティーエイトが出走取消で10頭立てとなった。
◎5 ダイシンクワトロ(牡6、森澤友貴厩舎)は気性面の難しさで取りこぼしが多かったが、前走は残り100メートルで前が開いてから目の覚めるような末脚を発揮した。体質が強化されてようやく軌道に乗ってきた印象を受ける。今回は主戦の木本直騎手が不在のため井上幹太騎手にスイッチするが、森澤厩舎の馬に数多く騎乗してコンタクトは問題なさそうだ。
○11 ジェッティー(牡4、溝橋利喜夫厩舎)も末脚の切れ味があり、特に1230メートルで連続好走している点は魅力。時計のかかる馬場向きではないが、当日馬場が乾いているようだと大外一気の差し切りまで期待できる。
▲10 ラブキーセキ(牝4、茂崎正善厩舎)も末脚は安定しているが、切れ味という点では前述2頭よりやや見劣りする。今回は近走に比べると相手は楽になっており、立ち回りひとつになるだろう。
☆2 アヴニールレーヴ(牝5、坂本和也厩舎)は5カ月ぶりの前走が粘りきれず10着に大敗してまだ本来の状態ではなさそうだが、実績を考えれば2走目できっちり変わってもおかしくない。同型のティーティーエイトが取り消したことにより楽に逃げられれば見せ場を作れそうだ。
△6 ライブリテックス(牡6、田中範雄厩舎)は2走前にダイシンクワトロとは僅差の競馬ができており、距離を戻して巻き返しが期待できる。
△7 マッタナシ(セン7、石橋満厩舎)も末脚がはまれば浮上する。
<おすすめの買い目>
馬単 5→11・10・2・6・7(5点)
3連単(1軸流し) 5→11・10・2・6・7(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)