レース展望・予想

金沢

2022年08月16日

金沢で若手騎手が腕を競う!(金沢競馬)

ヤングジョッキーシリーズ(YJS)のトライアルラウンド金沢が、8月16日(火)の金沢競馬第6レースと第8レースの計2レースで争われます。地元の魚住謙心騎手と兼子千央騎手を含む地方所属騎手7人とJRA所属騎手5人が参戦して腕を競います。

第6レースの第1戦(C1級、金沢競馬場1400メートル)は、金沢へ転入後活躍が目立っているメンバーが人気を集めそうです。中でも◎1 フレンチチェリー(牝6、JRA・大久保友雅騎手)は、しぶとい先行力を武器に船橋から移籍してから3戦2勝、2着1回とまだ連対を外していません。約1カ月ぶりですが、前走B2級でも2着に粘り込んだスピードからC1級では上位の存在です。JRAの大久保友雅騎手が最内枠から発馬を決めて好位置が奪えるかが勝敗の鍵を握ります。

○2 シルバーグラス(牝5、JRA・今村聖奈騎手)も今季川崎から移籍してきて、まだ掲示板を外していません。転入3戦目で待望の初勝利を挙げた後は、勝ち切れないレースが続いていましたが、前走は逃げた馬をゴール手前で交わして2勝目を飾りました。勝ちタイムも抜けており、金沢には2度目の登場となるJRAの今村聖奈騎手がどんな騎乗するか注目されます。

地元の魚住謙心騎手が騎乗する▲12 ムーンライトアリア(牝5、金沢・魚住謙心騎手)も走るごとに着順を上げて復調がうかがえます。コーナーで気を抜かず集中して走り切ることができれば上位争いは可能です。

逃げるとしぶとい△10 ハクサンフラワー(牝6、兵庫・長尾翼玖騎手)や、差し脚堅実な△8 コウエイスパークル(セン6、佐賀・中山蓮王騎手)も展開次第で出番がありそうです。

おすすめの買い目
馬単(マルチ) 1⇔2・8・10・12(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・8・10・12→2・8・10・12 2・8・10・12→1→2・8・10・12(24点)

 

第8レースの第2戦(B1級、金沢競馬場1500メートル)は、好調馬と重賞経験馬が入り交じる混戦になっています。人気は割れそうですが、◎11 タッシーベリンダ(牝4、金沢・魚住謙心騎手)に期待します。川崎から移籍してきて初戦こそ出遅れてしまい6着に敗れましたが、その後は4戦連続連対中と安定した先行スピードを見せています。地元の魚住謙心騎手はこれがトライアルラウンド最後の騎乗となるだけに、ファイナルラウンド進出へ気合が入りそうです。

○5 ムーンランディング(牝4、名古屋・細川智史騎手)は前走地方全国交流の読売レディス杯に格上挑戦して8着でしたが、勝負どころで離されながらも直線に入ると盛り返す脚を見せました。2走前のA2級一組で3着に粘り込んだように相手なりに走れるタイプで、昨夏に中央未勝利から転入してきてから掲示板を外したのは前走の読売レディス杯を含め2回しかありません。騎乗する名古屋の細川智史騎手は6月の日本海スプリントで重賞初制覇を果たしており、金沢コースとの相性は良さそうです。

▲1 ノボノンノン(牝5、JRA・泉谷楓真騎手)は暑くなると調子を上げてくるタイプで、中1週で臨んだ前走は直線の叩き合いを制して今季2勝目を飾りました。もまれずに先行できればしぶとさを発揮するだけに、JRAの泉谷楓真騎手が最内枠から先手を奪って逃げれば際どい勝負に持ち込めそうです。

元A級馬の△9 サウスブルーグラス(セン6、佐賀・中山蓮王騎手)や末脚が切れる△2 アレレブルー(牡4、JRA・今村聖奈騎手)も侮れない存在です。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 11⇔1・2・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 11→1・2・5・9→1・2・5・9 1・2・5・9→11→1・2・5・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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