レース展望・予想

名古屋

2023年01月04日

復調うかがえるトミケンシャイリ「名古屋記念」(名古屋競馬)

1月4日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「第26回名古屋記念」(名古屋競馬場1500メートル)。

名古屋のお正月開催のメインレースで新春第1弾のSPI。精鋭12頭がフルゲートで激突するが、中心は名古屋3歳三冠など重賞V5を誇る実績一番の◎12 トミケンシャイリ(牡5、竹下直人厩舎)だ。復帰予定前のケガでぶっつけ本番となった昨年11月の東海菊花賞では早々と失速。まさかのシンガリ負けを喫したが、ひと叩きした前走の12月・師走昇竜戦で鮮やかに変身して勝利。2番手から早めに先頭に立ったため、後続の追い上げに遭ったが、直線の競り合いを力でしのいだ走りは、王者のプライドでもあった。特別戦だったが、復活への第1歩と言えた。中間ムードは順調で追い切りの動きもよくなり、さらに上昇気配がうかがえる。2023年の走り始めをしっかり仕留め、ファン、関係者に高らかにアピールしたい。

もちろん逆転候補も少なくない。強さとモロさは同居するが、○11 ブンブンマル(牡5、川西毅厩舎)は破壊力ある決め脚自慢。前走のオープン5着は内の2枠スタートが響いていたとも考えられる。昨年5月の湾岸スターカップでは大晦日の東海ゴールドカップを快勝したウインユニファイドらを相手にVを飾った実力派。スムーズな競馬が可能な外枠スタートで見直しが必要。

前走・師走昇竜戦では直線の伸び脚が光り、勢いはむしろトミケンシャイリをしのいだのが▲2 スズカゴウケツ(牡6、沖田明子厩舎)。3着だったが、タイム差は勝ち馬からコンマ1秒差。直線の追い比べに持ち込めば逆転も。

復帰3走目で変身の期待が持てる△1 エッシャー(セン9、瀬戸口悟厩舎)に、メキメキ力を蓄えてきている新興勢力△5 メイショウシルト(牡5、角田輝也厩舎)の好調さも見逃せない。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 12⇔1・2・5・11(8点)
3連単(フォーメーション) 12→1・2・5・11→1・2・5・11 1・2・5・11→12→1・2・5・11(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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