レース展望・予想

名古屋

2023年03月01日

好条件揃うシラカミロード「真鱈特別」(名古屋競馬)

3月1日(水)の名古屋競馬メイン第10レースは「真鱈特別」(A級3組、名古屋競馬場2000メートル)。

上位馬の評価差わずかだが、好調魅力の◎1 シラカミロード(牡5、坂口義幸厩舎)からの狙いがベターだ。オープン初挑戦だった3走前の1月戦は6着に終わったが、2度目のオープン参戦となった前走を2着と好走。直線の追い比べでナムラマホーホにわずかクビ差まで迫る激走で、シャープな末脚が際立っていた。当地での3勝はいずれも1700メートルと2000メートル戦。流れが忙しい1500メートル戦では末脚不発のケースも少なくなく、ゆったり流れる中距離で差し脚を伸ばす展開が好走パターン。現在、2戦連続連対のうえ、3組に下がり、しかも距離は2戦2勝と抜群の好相性を誇る2000メートル。V筆頭候補だ。

転入初戦の○5 キタサンヴィクター(牡8、川西毅厩舎)にはいきなり警戒が必要だ。中距離の中央2勝クラスで何度も馬券貢献した実力派で、南関東のB1クラスからの移籍。近走成績いまいちでも追い切り気配は悪くなく、編成条件利もありそうだ。初戦からあっさり劇があっても驚けない。

当地初距離も2000メートルを歓迎するのが▲6 コウエイスーシェフ(セン8、今津博之厩舎)。前走は4着に留まったが、不得意の1500メートル戦では仕方なし。差し脚が生かせる距離に戻って、当然勝ち負けが期待できる。

穴は△2 タイガーアチーヴ(牡7、原口次夫厩舎)。強さとモロさが同居する典型的先行タイプだが、マイペースの逃げが打てればしぶとい粘りを発揮する。

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馬単(マルチ) 1⇔2・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・4・5・6→2・4・5・6 2・4・5・6→1→2・4・5・6(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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