レース展望・予想

兵庫

2023年05月24日

マリノフォルテシモ距離延長で活路を見出す「早乙女特別」(園田競馬)

24日(水)の園田競馬メイン第11レースに「早乙女特別」(C1、園田競馬場1700メートル)が行われる。

今回のメンバーは中距離の常連よりも1400メートルから目先を変えて距離を延長してきた馬が多いが、上位3頭は距離延長組から選んだ。◎2 マリノフォルテシモ(牝4、盛本信春厩舎)は2走続けて強力な勝ち馬に逃げ切られているが、この馬の好走パターンは3走前のようにもまれずに運べるかどうか。今回のメンバーなら気分よくハナに立つことができそうだ。1700メートルは1度しか経験がないが、スタミナ面の不安はない。

○5 ラロワイヤル(牡5、橋本忠明厩舎)は少し勝ち運に恵まれていない印象だが、4走前には19日のB1特別を勝ったハングタイム、3走前には12日のB2特別を勝ったサンライズタイタンと差のない競馬をしており、C1ではいつでも勝ち負けできるところまで来ている。距離延長でうまく脚をためることができれば、これまで以上に鋭く伸びてくるだろう。

▲6 エコロジェネラス(牡4、保利良平厩舎)は3走前の復帰初戦こそC2で力の違いを見せたが、C1昇級後は掛かりやすい気性の影響からか、追われてから甘いところを見せており直線で伸びを欠いている。距離延長である程度前のポジションを取って、折り合いを付けることができれば粘り込めそうだ。

☆7 メイショウヨウホウ(牡4、野田忍厩舎)は中長距離の常連。極端なスローペースでは末脚を発揮できないが、今回はフルゲートで1400メートルの路線から来た馬が多く、序盤はそこそこ淀みない流れになりそうだ。鞍上の大柿一真騎手と2度目のコンビで前進を狙う。

△3 サトノパーシヴァル(牡6、田中一巧厩舎)は3月に復帰してから3戦して掲示板止まりだが、切れ味鋭い末脚を見せている。メイショウヨウホウ同様に流れが味方すれば一発を狙える。

△12 ブルアモーレ(牝5、田中一巧厩舎)は兵庫に転入した当初の勢いが感じられないが、休養明けの2走前に減った馬体は回復傾向にあり状態は戻っている。下原理騎手と初コンビで変わり身を期待したい。

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馬単 2→5・6・7・3・12(5点)
3連単(1軸流し) 2→5・6・7・3・12(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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