兵庫
2023年05月25日
最軽量メイプルシスターが押し切る「丹波篠山茶特別」(園田競馬)
25日(木)の園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山茶特別」(A1〜B1、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎3 メイプルシスター(牝4、大山寿文厩舎)は5走前に兵庫へ再転入してからワンターンで4戦3勝、2着1回。園田に戻ってからの2戦でも49秒6の好時計で走っており、順調そのもの。前走も着差以上に余裕があり、まだ伸びしろを感じさせる。今回はB1格付け、牝馬、さらに3キロ減の山本屋太三騎手が騎乗して49キロで出走できるのは大幅に有利になる。スタートを決めて押し切りたい。
○2 エイシンビッグボス(牡5、橋本忠明厩舎)は園田で初めてのワンターン戦になり、園田FCスプリントへ向けての試金石になる。これまでテンからガンガン飛ばした競馬をしていないだけに距離短縮が吉と出るか凶と出るか走ってみないと分からないが、スピード能力はここでもトップクラス。古馬になってから重賞タイトルに手が届いていないが、ここで結果が出るようだと先々が楽しみだ。
▲9 メイプルグレイト(牡8、大山寿文厩舎)はA1の中でも高いポイントを持つために常にオープン特別では重い重量を負担することが多いが、前走は58キロを背負ってエイシンビッグボス以下の脚を封じて勝利しており、スプリントではトップクラスの実力を誇る。今回は自厩舎のメイプルシスターと9キロの差があり、さすがにこの差は大きいと判断して3番手評価にしたが、こちらも次の目標、園田FCスプリントへ向けて弾みをつけたい。
☆4 パー(牝4、松浦聡志厩舎)は意外にも820メートル戦は初めてになるが、掛かりやすい気性を考慮すれば距離適性は相当高いと思われる。52キロも有利で、ある程度前の位置で運べることができれば好走可能だ。
△6 イズジョードリーム(牡5、小牧毅厩舎)は昨年の園田FCスプリントでも3番人気に支持され、果敢に先行したようにワンターンの適性は誰もが認めるところ。少し一線級との対戦になると分が悪いが、今回もスタートを決めて先行できるようだと上位を狙える。
△7 ディスケガウデーレ(牡4、北野真弘厩舎)は姫路の800メートル戦で2戦2勝。調子を徐々に取り戻しており、ここも立ち回りひとつで一発を狙える。
<おすすめの買い目>
馬単 3→2・9・4・6・7(5点)
3連単(1軸流し) 3→2・9・4・6・7(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)